2017 脊髄反射的療法、現代語訳

Afina現代語訳119、脾臓

脾臓は消化と関係して収縮または拡張するもので、摂食後5時間で最大に拡張し、その後は漸次縮小するものである。シイノファール氏の説によれば、内臓神経に含める運動神経を刺激すると脾臓は収縮または拡張するという。精神作用もまた影響しホトキン氏によれば沈鬱時には大きくなり、爽快なときには縮小すると言っている。加えてホトキン氏は脾臓部の表皮に電流を流すと、白血病の場合は収縮し、これを反復することで赤血球が増加して患者の栄養状態を良好にさせるという。

熱性病では脾臓の急性肥大をきたし、慢性肥大はマラリヤおよび白血病時にみられる。他の血液病のうち悪性貧血、ホジキン病、遺伝梅毒、バンチ病などもまた肥大する。

脾臓

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