「アドレナル・ファティーグ(副腎疲労)」という病名が、ストレス社会の新病としてとても話題になっています。
◎アドレナルファティーグ(副腎疲労)って何??
そもそも副腎というのは何かというと、腎臓の上にくっついている、三角形の小さな臓器で、ホルモンを分泌する器官です。
(写真の両脇にある黒っぽいのが腎臓で、その上についている赤い三角が副腎です。)
①ホルモンの分泌。
②血糖のコントロール。
③免疫機能。
④炎症反応。
など多岐にわたる機能があります。
中でも注目なのが、副腎はストレスに対応するホルモン、「コルチゾール」を分泌しており、この副腎が疲弊して、適切にコルチゾールが分泌できなくなると、体にさまざまな不調が出てきます。
これが、
「副腎疲労/アドレナル・ファティーグ」
です。
◎原因は??
疲弊の原因としては、
①過度の労働。
②人間関係のストレス。
③重金属、化学薬品、添加物などの影響。
が考えられます。
ある日突然、原因不明のだるさに襲われ、朝、ベッドから起きられないという事態にもなりかねないということです。
これらの症状を見ていると、うつ病や、慢性疲労症候群とも重なってきます。
いわば、これまで“病気ではない病人”と呼ばれていたような症状を、まるで集約したかのような印象があります。
とても読みやすく、わかりやすい本が最近出版されたので、そこから引用しながら紹介しました。
生活指導にまで触れてありますので、ぜひおすすめです☆
しつこい疲れは副腎疲労が原因だった ストレスに勝つホルモンのつくりかた (祥伝社黄金文庫)>>
ところで、病気ではない病人をとくに扱ってきた均整法には、もちろん副腎調整法があります。
ぜひ、さきほどの本を参考に生活を改善して、さらに均整法を受けて、元気を回復してください。