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Afina現代語訳102、疫咳

疫咳は小児における伝染病であり、ときとして合併症のため予後不良となることがある。また、重傷者においては傍観することが耐えられないほどの苦痛を病児にあたえる。 エブラム氏の臨床上疫咳についての説 この伝染性疾病は迷走神経の張力を減弱させてしまう性質があり、とくに大動脈に分布する迷走神経繊維を冒す。もともと大動脈は健康なときにおいても同一の大きさを示すものではなくて、末梢の刺激によって拡張するものであるが、とくに疫咳の発作のようなものは心理的動揺やクシャミ、咽喉の刺激などによって誘発される。心理的動揺による拡 ...

Afina現代語訳101、気管支喘息

第2類 気管 第一 気管支喘息 気管支括約筋に分布する迷走神経を反射的に刺激することでおこる。 イ:鼻腔からくるものは、、、鼻粘膜を刺激すると喘息の徴候、つまり呼吸困難や胸部圧迫を感じる。綿花でしっかり鼻腔を閉じてしまうと、そうなる。そして左右どちらに原因があるかを調べるため、片側ずつ試験すること。このようにしてどちらに原因があるかをみつけ、そこに治療を加えることで治癒するものである。 ロ:咽頭や咽喉に原因があることもある。これはゾンデ(消息子)によってみつけることができる。 ハ:気管支内にある気管支カタ ...

Afina現代語訳100、肺の膨張不全

杯の全部または一部分は違法内において空気が含まれている量が少ないか、またはまったく欠如している状態をいう。その原因は気道の中間において閉塞しているか、あるいは胸郭の拡張不全にある。 急性気管支炎は壮年者では危険な疾病ではないが、幼年および老年者では、炎症はしばしば下降して閉塞性肺膨張不全を惹起する。したがって気管支肺炎で打診上、肺膨張不全をおこしている部分があり、あたかも浸潤部のようになっていることがある。しかし、肺の反射作用で拡張するときはすみやかに打診状の変化をおこす。 胸壁の拡張が不十分な虚弱者、く ...

Afina現代語訳99、肺の収縮反射

2、肺の収縮反射 一、局所叩打による肺の収縮反射 胸部の一部を打診槌および打診板で叩打すると、その一部分肺は収縮して濁音となる。しかし、もし心窩部を叩打すると収縮していた肺はただちに拡張する。ただしこれは数秒間のことである。これをX線で透視すると、叩打によってその部分がしばらく真っ黒になり、空気がなくなってしまったことがわかるが、これもしばらくすると再び鮮明となる。だがこの反射現象は鼻粘膜をコカインで麻痺させておくと現出しない。 二、脊椎刺激による肺の収縮反射 収縮反射は脊椎においてはC4、5の打療法で一 ...

Afina現代語訳98、肺の拡張反射

1、肺の拡張反射 肺の拡張反射は間接的に迷走神経の興奮によって現れるものである。モスクスキーがエーテルを脾部に噴霧し、著しい脾臓の収縮がみられたという実験は、肺の拡張反射によってその下縁が下垂して脾臓を被覆してしまい、濁音部が収縮してしまったからに他ならない。だから同じ試験を心臓部に試してみると、打診上、心臓濁音部はただちに減縮、あるいはまったく消失してしまうことさえある。肝臓部において実験しても、その濁音界が減少することが確認できる。なお肺の下端にエーテル噴霧を試してみると、2インチから3インチの下垂が ...

Afina現代語訳97、内臓血管神経衰弱症

腹部の血管運動神経の張力が充分でないため、腹部に静脈の鬱血をおこし、特異な神経衰弱症を呈するものをいう。 考えてみると腹部内臓、つまり消化器に属する臓器の血管は、身体のほかの部分に比べて最も多量の血液を含有している。その多少にしたがって順番をつけると次のようになる。1、腹部内臓2、脳3、筋肉4、皮膚 腹部内臓の血管は身体全体の血液量を受容することができるだけの容積があり、動物の門脈を結紮すると、ほとんど全身の血量が腸および肝臓の血管に貯留し、自身の静脈内に出血してしまったかのようになってしまう。人は日常直 ...

Afina現代語訳96、止血作用

C7打量によって数分感で血管を縮小することができるので、これを止血の目的で試してみた。 鼻血、子宮出血、子宮頸部癌腫(侵蝕出血)、歯齦出血、など。 これらの疾病中、慢性でほかの手段では容易に止血できないものにもよく功を奏す。癌腫のようなものは出血が再びおこることがあるが、ほかの手段に比べてはるかにすぐれている。これによって周囲の炎症は消え、疼痛も消散し、体力の消耗も抑えられるので病勢の進行を弱め、寿命を延ばすことは論をまたない。

Afina現代語訳95、自家中毒

特異な徴候としては食後に頭部充満および拍動を感じ、しだいに全身の血管が拍動するのを自覚し、沈鬱となって終業不能を訴える。 消化性の自家中毒は食後数時間で緩解するものであるが、血管神経障碍により毒素に体する抵抗力が落ちているものにはC7打量はとても効果がある。

Afina現代語訳94、冷え(四肢厥冷・アクロプシクロステシ)

手足が冷えると訴える患者は、凍傷、酒さ鼻、神経衰弱症、ヒステリー、およびその他の神経性疾患で、血管運動神経障害の症候を主として、全身拍動性感覚、ことに頭部および顔面は紅潮し、神経衰弱症の慢性的な頭重、緊約感のあるものなど、血管運動神経性徴候に対しては、C7打量は著効がある。 甲状腺腫兼血管痙攣症 松◯ 某女 50歳 15年前から甲状腺腫脹。大正元年、両側の乳房摘出。それ以来、血管神経に変調がみられるようになり、顔面が紅潮することが日に数回に及ぶ。四肢末端によくみられる血管痙攣症は両手指先端に際立っている。 ...

Afina現代語訳93、鼻炎(鼻カタル)

鼻炎