メンテナンスに毎週通ってくださっているクライアント。
転んでぶつけた脇腹が触ると痛いんだとのことでした。
やさしく触れてみると、もうそんなに熱感もなかったので、
「冷やす必要はなさそうですね」などと話しながら、しかしいちおう反対側の胸を軽く押して確認してみました。
すると、「イタッ」と、押したところではなく、反対側のぶつけたところを痛がっていらっしゃいました。
これは介逹痛といって、骨折などのときにみられる症状です。
なので体幹部にはそれ以上ふれず、骨会、髄会と呼ばれるツボを処理して、均整法の秘密の操作をお伝えして、肋骨骨折は平均二三週間はかかるものですが、二週後にお会いしたときにはもう介逹痛もなくなって、普段通りの調整でメンテナンスさせていただきました。