肩が痛くてあがらない!
というお悩みは多いですよね。
構造がわかっていればあんがい簡単にケリのつくことが多く、痛くていたくてまったく動かせないというものも、その場で解決してしまうということもしばしばなのですが、
六十代女性、今日のクライアントは先日調整してうまくいったはずなのに、同じ悩みをまたすぐぶり返して来院されました。
いろいろお話を伺って原因はきっと、毎晩痛い側の右肩を下にして寝ているのが問題なんだと思います。
肩の関節は前にズレるものですから、せっかく調整してもすぐそちら側を下にして寝てしまっては、なかなか持続していかないわけです。
でもその位置でないと眠れない。
右を下にしないと眠れないという場合、たとえば肝臓の疲れが考えられます。
胴体の右側にある大きな肝臓が充血して重くなっているようです。
そして実際、右側にある肝臓のツボに痛みがあり、背中の反応も肝臓疲れをあらわしていました。
ですから肩関節自体の調整に加え、肝臓を元気にする操作をプラスして、さらに肝臓を疲れさせているストレスを抜くために、アゴや首のコリを消して、全身調整をして終わりました。
肩はもちろん消えていましたし、肝臓の反応、首のコリなども消えていたので、そろそろ肩痛から解放されて、しかもぐっすり眠れているだろうと思います。